はじめに。 私は冬の北海道へバイクで行くことに関して、決して人にオススメできるものではないと考えています。 むしろ「行きたい」という人に対しては、「もう一度考え直してみない?」とすら思う。 今回のツーリングでは自分なりに情報を入手してできる限りの準備をして行ったつもりですが、それでも現地では足りないものがでてきました。 冬の北海道という厳しい環境の中を生身の人間がバイクで走るという行為は、冗談ではなく、日常では考えられないぐらい身近に「死」があります。 北海道はあまりにも広い、寒い、そして人が少ない。 面白そうだからというだけでテキトウな準備で向かって死なれてしまっては取り返しがつかないんです。 今回運良く私は生きて帰ってくることができました。 完璧とは程遠い穴だらけの旅でしたが、何にも代え難い素晴らしい経験ができたと思っています。 せっかくなので、その土産話に付き合ってください。 という