『ブレードランナー2049』(以下2049)を観た。この映画は、ブレードランナーの続編でなければ、素直に「面白い」という言えたかもしれない。 2049の感想をつぶやくのは「踏み絵」だ。面白いと言えば古参のファンから叩かれ、ツマラナイと言えばこれまた古参のファンから叩かれる可能性がある。2049の感想は、すなわち1982年に公開された「ブレードランナー」(以下オリジナル)の愛と情熱を試されている。 「名作の続編は駄作が多い」というセオリーもあり、2049に対するネガティブな感想をチラホラ見ていたので、あまり期待せずに観に行った。 前日に神楽坂のラカグで開催された「町山智浩×滝本誠「『ブレードランナー』再び! 80年代カルト映画ナイト」」に参加したおかげで、2049に関する映像の見方、作品の「リンチが描く絵画との類似性」「ジョイの起動音がなぜピーターと狼なのか?」「アンドレイ・タルコフスキーの
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