宣言延長下でも繁華街活況 昼飲み、夜は外で缶ビール―「自粛疲れ」「罪悪感ない」 2021年03月12日22時09分 緊急事態宣言延長下でもにぎわいが戻りつつある飲食店街=12日午後、東京都渋谷区 緊急事態宣言が再延長期間に入ってから初の金曜日を迎えた12日。新型コロナウイルス感染者の下げ止まりが懸念される中、東京都内の繁華街は「昼飲み」を楽しむ人たちでにぎわいを見せていた。午後8時以降は都の時短要請に従わず営業を続ける店を探す多くの人でごった返し、屋外で缶ビール片手に飲む人も。酔客からは「自粛疲れで外出は仕方がない」との本音も漏れた。 飲食店への支援強化必要 緊急宣言解除で尾身氏―衆院厚労委 午後3時ごろ、大衆居酒屋が連なる東京・浅草の「ホッピー通り」では、2~4人ほどで連れ立って歩く客が行き交っていた。近くの飲食店を営む社長(50)は「売り上げは回復し始めているが、客のコロナに対する緊張