一般的には高価な高精度ロボットアームが、2000ドル以下という破格値でKickstarterに登場した。アーム先端につけるアタッチメントの交換で3DプリンタやCNCフライス盤などとして使える。 このスカラロボットアーム「FLX.ARM」の作業領域は、XY平面で(リーチ)406.4mm、Z軸は203.2mmとかなり大きい。XY平面上に±0.025mmの精度で位置決めできる。アーム先端の移動速度は毎秒1mだ。 3Dプリンタとして使用する場合、全金属製のホットエンド使い、PLA、ABS、HIPS、ナイロン、ポリカーボネートなどのフィラメントでプリントできる。最小積層ピッチは100μm。パーソナル3Dプリンタと比べて大きな造形が可能だ。 CNCフライス盤として利用する場合、回転工具の「PROXXON IBS/E」(別売)がマウントできるアタッチメントを使う。堅い木材、合板、アルミニウム、銅、アクリ