敵は海賊を読んでいる。「猫たちの饗宴」の中で気になる箇所があった、というか以前から気になっていたのを今回読んで思い出した。以下抜粋。 神林長平「敵は海賊・猫たちの饗宴」より抜粋 「いいや」とチーフは首を左右に振った。「弱点はどう補強しようが弱点だ。補強してもどこかに歪みが出るものだ。補強、修正という手段は海賊には通用せん。弱点は、あってはならないのだ。補強などせん。新しい力を加えるだけだ。より強く。マーシャをそのように使え、ラテル」 「最初から一人前として扱えというわけですね。助けられずに海賊に殺されるかもしれない。チーフはそれでもかまわないと言っているんですよ」 「海賊をたたきつぶすことができればいいんだ。海賊課はそのようにつくられた組織だ。どんな手をつかってもかまわん。常に先手を打ち、たたきつぶせ」 なんかこのての「うちは攻めて勝つのが仕事だから守って勝つための考え方は不要です」的な組
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