どこの誰とも知らない人に「Merry Christmas EVE」と言われた。それにチームメイトがそれに気の利いた返事を返しているのを横で見ながら、「ああ、Twitter的だなあ」などと思ったが、あれは馴れ合いで、ここは戦場だった。ああいう類のものとは違い、僕らはその場限り。二度と互いを認識する事はない。ハンドルネームすらも覚えていない。解っているのは、シンガポール人で、午前4時にDOTA allstarsをやっている、DOTA allstars中毒者だ、という事くらいのものだ。もう二度と同じゲームにjoinする事も無いだろう。 一年中、そして一日中ゲームをしていると、そういう事がよくある。それは正月だったり、中華正月だったり、マンUvsチェルシーだったり、スーパーボウルだったりするのだけれど、クリスマスイブとは予想外だった。予想外だったせいか、酷く動揺した。なぜ動揺したのかと考えた結果、