3戦を終えて、1分2敗。勝利の美酒に一度も酔うことのないまま、日本代表はブラジルの地を去ることとなった。この結末を受けて、何を考えるべきか。週替わりに複数の論者が一つのテーマを語り合う『J論』では、「敗退。コロンビア戦を受けて、日本サッカーが考えるべきこと」と題して、この問いについて議論したい。4番目の論者は、ミスター観戦力・清水英斗氏。議論を呼んだ「優勝宣言」について、終わった今だからこそ問い直す。 ▼本田の強さは例外ではないか ザックジャパンの大会総括として、あえてこのテーマを取り上げたい。 『「目標はW杯優勝」という宣言は、正しいアプローチだったのか?』 このテーマについて筆者が最後に書いたのは、昨年10月に行われたセルビア&ベラルーシ遠征のときだった。WEBサイト『cakes』で連載中の『居酒屋サッカー論』の中では、「高すぎる目標設定と現実が乖離しているため、ひとつのミスを犯すたび
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