内閣人事局の是非をめぐって議論が盛んで、今朝のサンデー・モーニングでは、これが諸悪の根源のような扱いをしていたようだが、馬鹿らしい限りだ。官僚機構にまかせておくべき問題にまで、いやっというほど政治介入をしてそれが正義だといい、事務次官会議も廃止したのは民主党内閣だったはずだ。 ところで、この問題については、2017年06月22日に「政治主導は正義だがルールと透明化が必要」(特別寄稿)という評論をこのアゴラに掲載している。再掲するので、お読み、いただきたい。 また、森友小学校の大阪府による認可問題について、踏まえるべき論点として①第一に、大阪府に限らず文部行政にあっては、設置認可が出るためには土地の取得や学校の建設などが現実に進んでないとダメという問題があり、認可の見通しより先行して土地取得や校舎の建設が必要だし、認可が出ないとそれらは無駄になるという矛盾した実態があるのは加計問題で知られた
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