「いまからはじめる電子工作」:設計製作の要点 ■4.3 VU/パワーメータの設計製作(p.169~) ●4.3.1 AGC圧縮方式によるVUメータ(p.169~) 【2006/6/13掲載】詳細な解説および回路図は本書をご覧下さい。回路図はp.169の図4.15です。 EAGLEによるプリント基板パターンはスクロールして一番下です。 ←クリックするとデジカメ動画を再生します。 オーディオ信号の音量を目で確認するためのVUメータを紹介します。現在では、ほとんどがLEDアレイすなわちディジタル方式で、専用のICが各社から市販されています。対数圧縮やピークホールドなどの機能が備わっているので大変実用的で、再現性良く簡単に 製作できます。 しかしながら、昔ながらの指示針メータによるアナログ方式も風情があって捨てた物ではありません。基本的に交流の音声信号をダイオードで整流してメータを振らせますが、信
回路図はこちらをご覧ください。回路は、絶対値回路と、増幅及び平滑部から成ります。■絶対値回路1チャンネル当たり、2個のオペアンプで構成され、R20とR21の分圧で決まる電圧を基準として動作します。←実際の波形です。電源は5V単一電源で、入力に1KHz 1Vrmsの信号(黄色)を入れ、オペアンプIC1C 8pinの波形(緑色)をモニターしました。正弦波の上半分が下方向に折り返されたようになります。絶対値回路になっていますね。画像で分かるように、波形は2.5Vを基準に下向きになります。(後段の増幅部では、さらに反転増幅しますので、増幅後は上向きに変わります。)この回路では、大きい信号が入ると0V方向に波形が伸びる様に動きますが、ダイオードの向きを変えると上方向になります。また、絶対値回路は、高い周波数では波形が歪みます。写真は5kHzと20kHzの時の波形です。5kくらいから歪みが目立ち始め、
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