「Model-View-Controller」(モデル・ビュー・コントローラ)は、ユーザーにデータをインタラクティブに示すアプリケーションについて、3つの要素で構成する設計の手法です。3つの構成要素の頭文字をとってMVCモデルとか、デザインパターンのひとつとしてMVCパターンと呼ばれることもあります[*1]。 データを扱うModelとその表示であるViewをはっきりと分け、ユーザーインタラクションはControllerが担います。それぞれの構成要素やその間でデザインパターンが用いられることも多く、デザインパターンよりももう少し大きなくくりで考える設計というべきでしょう(注[*1]参照)。 01 Model-View-Controllerとは Model-View-Controller各構成要素の間の役割の分け方には、バリエーションがあります。中には、ViewとControllerをひとつに