外部の不正アクセスで大手仮想通貨取引所コインチェックから約580億円のNEMが流出した事件。 当初は「Rin, MIZUNASHI (JK17)」という謎のホワイトハッカーの活躍やNEM財団の素早い対応により犯行に使われたアドレスをマーキングすることに成功。 犯人のアドレスからNEMが送金されると、送金先のアドレスにもマークがつくようにするとともに、マークのついたアドレスを受け入れないように取引所に要請することで、盗まれたNEMの取引所での換金は難しいのではと思われました。 しかし、2018年2月9日、ついにこの不正流出したNEMが別の仮想通貨に交換されたことが確認されたそうです。 今回は、不正流出したNEMがどのように換金されたのか、その経緯をまとめてみます。
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