簡易型ブログ「ツイッター」を運営する米ツイッター(カリフォルニア州)は21日、セキュリティー上の弱点を悪用した不具合がツイッターで発生したことを同社ブログで公表して陳謝した。不具合を確認したのは21日午後6時54分(日本時間)で4時間ほど続いたが、午後11時までにほぼ解決し、22日午前1時過ぎには小規模な不具合も含めて対応を完了して修復した。同社は、何者かが利用者のつぶやきを自動的に拡散していくプログラムなどを書き込んだと説明した上で、「コンピューターやアカウントに対して危害を加えることはなく、登録情報の流出もなかった」としている。 悪用されたセキュリティー上の弱点は「クロスサイトスクリプティング」と言われ、悪意のあるプログラムのコードを、ウェブサイトを閲覧しているブラウザーに送る仕掛け。閲覧者のコンピューターで実行される危険があり、今回は、簡易なプログラムとして多くのサイトで利用されてい