インターネット上に情報が溢れてからというもの、多くの情報を浴びるように閲覧できるようになりました。 あまりに多くの情報が氾濫しているため、独自の尺度でそれを取捨選択して、世の中に発表する行為にも注目が集まっています。 最近ではこの作業が、美術館の展示会を開催するにあたって展示物を選択するキュレーターの仕事に似ているため、これを「キュレーション」と呼んでいるようです。 この作業に必要なことは、情報をいかに上手に編集し多くの人の関心を得るか、かと思われます。 私はこの作業について知識を得たいと思い、書籍『知の編集術』を手にしました。 知の編集術 この書籍は「編集工学」を提唱し、編集工学研究所の所長を務める松岡正剛氏が執筆した新書です。 『知の編集術』の目次 第1章 編集は誰にでもできる 第2章 編集は遊びから生まれる 第3章 要約編集と連想編集 第4章 編集技法のパレード 第5章 編集を彩る人