Perlには、本家Perlの他にも、Windowsで動作するActive PerlやStrawberry Perlなどの兄弟たちがいます。 Pythonにも、本家Pythonの他にも、Javaで書かれたJython、.NET Frameworkで動くIronPythonなどの兄弟たちがいます。 このような兄弟たちは、同じ言語仕様を元にして作られているため、その仕様書の範囲内ではほぼ同等の動作をするように設計されています。 このような仕様書はその言語を作成する上で、非常に大切な役割を持っていますが、このようなメジャーなスクリプト言語の仕様書は、他の言語を設計するにあたっても大変興味深いものですね。 PerlとPythonの仕様に関しては、以下のサイトでいろいろと見ることができます。 Perl Language reference - perldoc.perl.org Index of /do
自分のサイトをAjaxで磨きをかけたり、はたまた、データベースを構築して多くの情報を貯めたり、自分のプログラミング技術をさらに一歩前進させたくはないでしょうか。 この都度Googleから、あなたのプログラミングの勉強を助ける「Google Code University」が公開されました。 Google Code University これは世界中で公開されている、コンピュータ・サイエンスの授業を無料で受講できるシステムなのです。 MITやスタンフォード大学など、誰でもインターネットを通じて、世界のコンピュータ・サイエンスを学ぶことができます。 Curriculum Search(カリキュラム・サーチ)を利用すれば、自分が学びたい勉強コースを検索することができます。 試しに、下の項目を検索してみてはいかがでしょうか。 AJAX Programming Database Web Securi
ガーベッジコレクションとは、プログラム中で動的確保したメモリが不要になったとき、それを自動で解放する仕組みのことを言います。 Lispでは、プログラマにメモリの確保・解放を依存させないように設計されているため、その代わりこのガーベッジコレクションが必要になります。 ただ、ガーベッジコレクションの仕組みによっては、不要なメモリを探索するために処理が重くなったり、どのタイミングでそれが起こるのかが難しかったりと、便利さの影には不便な側面もあります。 ガーベッジコレクションのアルゴリズムにも様々な種類があり、ここではそのいくつかをリストにしてみました。 Reference Counter Mark and Sweep Copying これらのアルゴリズムと新しい考えを混ぜ合わせて、ガーベッジコレクションを実装しているプログラムもあるようなので、実装方法は様々なようです。 兄弟の多いLispやSc
プログラミング言語、特にLispやSchemeを勉強していると、たまに「ファーストクラスのオブジェクト」や「第一級の関数」などを目にすることがあります。 しかし、「ファーストクラス」とか「第一級」というのは、いったい何なのでしょう。 その答えは、『Structure and Interpretation of Computer Programs(計算機プログラムの構造と解釈)』の1.3.4にある「Procedures as Returned Values」に記述がありました。 In general, programming languages impose restrictions on the ways in which computational elements can be manipulated. Elements with the fewest restrictions are
プログラミング言語である「Scheme」を定義する上で、重要な仕様書があります。 その仕様書は、R5RSという仕様書です。 「Scheme」の仕様書 R5RS この仕様書R5RSは1998年に書かれたもので、2007年に策定したR6RSではR5RSの3倍の文章量になっています。 R6RSでは多くの機能を盛り込んだために、多くの方面から批判もあり、非公式にR5RSを拡張するERR5RSという新規格を検討するコミュニティもあるようです。 そのため、「Scheme」を理解しようと思ったら、R6RSを読む前に、まずはR5RSを読んでみても良いかもしれませんね。 これを読むことで、「Scheme」がどういう特徴を持っているのかがわかり、今後R6RSがどのように出来上がってきたのかがわかると思います。 「Scheme」を作るにしても、使うにしても、まずはR5RSありき、ということですね。
Scheme系のプログラミング言語で「Gauche」というものがあるようです。 Gauche - A Scheme Interpreter この言語は、R5RSというSchemeの仕様書に準拠したもので、「日常業務の中でのちょっとした処理を行うスクリプトを気軽にSchemeで書きたい」というコンセプトで開発をしているそうです。 このスクリプト言語は、川合史朗さんという方が開発しているそうです。 川合史朗さんのサイトはこちらのサイトです。 Practical Scheme 中を見てみたら、私も何度も来ていたサイトでした。 川合史朗さんは『ハッカーと画家』などで知られるPaul Graham氏の文章を、たくさん翻訳している方なのです。 英語も堪能で、独自のスクリプト言語も作っているなんて、素晴らしいですよね。 自分も世界に認められるようなディベロッパーになりたいものです。
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