フェイスブックの「いいね」ボタンは謎だった。なにがいいのだろう。すでにある「Web拍手」と何が違うのだろうと。どうやらこの「いいね」ボタン、オプトインメールを彷彿とさせる仕組みで、「いいね」すると、そこからの情報が押した人に配信される仕組みになっているらしい。メールを拡張した仕組みがうまい・・・と思ったのだがそうでもない。 そうではなくて、これは三角形の仕組みになっているのがいいのではないか、そう思えてきた。三角形のコミュニケーションというと、まさに広告を自分は思いつく。広告主、メディア、視聴者。それぞれは向き合っているが、同時に三者が立ち会っているわけではない。広告主がメディアに出稿して、視聴者はメディアを体験する。視聴者は消費者として企業と向き合う。 「いいね」ボタンを押す人は、そのコンテンツ作成者(企業であることもある)を評価しているのだけど、その様子は友達のタイムラインにも登場する