Androidで俗にメモリーと呼ばれるものは2つあります。1つは、CPUにつながるメインメモリです。もう1つは、パソコンなどでいう「外部記憶」となる記憶領域です。 メインメモリーは、プログラムを読み込んで実行する領域です。利用するときに、メモリのサイズや残り容量などは意識する必要がありません。メインメモリはAndroidが勝手に管理してくれます。使い方によっては、メモリが不足することもあるのですがAndroidの場合、メモリをあとから増設することはできないので、気になったとしてもほとんど打つ手はありません。 「記憶領域」は、最初から組み込んである部分である「内部ストレージ」と、マイクロSDカードなどで増設する「外部ストレージ」2つの部分からなっています。どちらにもファイルやフォルダーが記録されています。 ファイルを記憶する場所としては、内部ストレージも外部ストレージも同じなのですが、マイク
多くのAndroidスマートフォンは、充電をPC接続と兼用するマイクロUSB端子から行います。USBでは、ホスト側が5ボルトの電源をデバイス側に供給できるようになっています。この仕組みを使って、USB側から電力を供給してもらうようになっているのですが、実はスマートフォンは、接続先がPCなのか、ACアダプタなのかを区別しています(写真01)。 Androidスマートフォン用の充電ケーブル 最近では、スマートフォンの充電用に「充電専用」ケーブルが販売されています。100円ショップなどにもあり、かなり安価に入手が可能です。 筆者が100円ショップで入手した「充電専用ケーブル」は、片側がUSBコネクタ、他方がマイクロUSBコネクタになっているものでした。しかし、コネクタを開けてみると、USBの4本の信号線のうち電源のライン2本しか接続されていませんでした(写真02)。
ほとんどのアンドロイドスマートフォン、タブレットに使われているのは「ARM」社のプロセッサです。ですが、ARM社は、半導体製品を一切作っていません。実際にプロセッサを作るのは、ARMからライセンスを受けた半導体メーカーです。多数の半導体メーカーがARMのライセンスを受けているほか、セットメーカーなどもライセンスを受け、セットに組み込む半導体デバイス(カスタムLSI)にARMプロセッサを組み込むことも行われています。 パソコンなどで使われるプロセッサは、たとえばインテルの場合、自社で設計し、インテル自身が製造して販売しています。これに対して、ARMは、設計するだけで、自分でプロセッサを作ることはなく、プロセッサを売ることもありません(図01)。ARMからライセンスを受けた企業は、たとえば、半導体メーカーならば、外販する半導体製品を作ることが多いのですが、必ずしも、外販するわけではなく、特定の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く