出産を経験した女性の約半数が、夫婦の愛情が急速に冷え込む「産後クライシス」に陥ったとの調査結果を岡山大のグループがまとめた。始まった時期は出産後3カ月以内が8割近くを占めた。 出産をきっかけに夫婦が不仲になることがあり、NHKの情報番組が2012年に「産後クライシス」と名付けて注目された。ただ学術的な調査はほとんどなかった。 岡山大大学院保健学研究科の中塚幹也教授らは、15年に岡山県内の保育園や子育て支援拠点の計11施設を利用する母親684人に質問用紙を配布。回答があった353人を分析した。 回答者は平均33・7歳、結婚した年齢は平均28・2歳。産後クライシス(出産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況)について「かなり当てはまる」は10・3%、「どちらかといえば当てはまる」は39・6%で計49・9%。このどちらかに当てはまる女性の約6割は回答時点でも続いていると答えた。 産後クライシ
![愛情、急速に冷えた 「産後クライシス」女性の半数経験 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ed9decd83ce3d0e06fe22d6c27470711c738600f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20171227-00000063-asahi-000-view.jpg)