米ファイザーは11月9日、独ビオンテックと共同開発している新型コロナウイルスワクチンの大規模治験で「90%を超える有効性が確認された」とする中間解析結果を発表した(ロイター) [シカゴ/ロンドン ロイター]米ファイザーと独ビオンテックが発表した新型コロナウイルスワクチン候補の臨床第3相(P3)試験の中間解析結果は、期待をはるかに上回るものだったが、多くの疑問は残ったままだ。 両社は11月9日、共同開発している新型コロナウイルスワクチン候補「BNT162b2」のP3試験について、被験者のうち94人の感染が確認された時点でのデータに基づき、90%を超える予防効果が確認されたと発表した。必要な安全性データがそろい次第、月内にも米FDA(食品医薬品局)に緊急使用許可を申請するという。 約4万4000人を対象としたP3試験は当初、被験者のうち32人が新型コロナウイルス感染症を発症した時点で最初の中間
![ファイザーの新型コロナワクチン「90%超に効果」は印象的だが、研究者は慎重な見方 | AnswersNews](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a874b84e82dc6bd07e59a93ca8ad70097b39415e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ften-navi-prd-cms-img-481565300627.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com%2Fwordpress%2Fwp-content%2Fuploads%2F20201110112606%2FHEATH-CORONAVIRUS-PFIZER_eye_R.jpg)