4月15日。いかにも新潟らしい、曇った朝のことだった。もともと海洋開発や海上警備に興味がある私は、時間があれば、取材のきっかけがないかと新潟港を訪れていた。 新潟港は、本州の日本海側では最大の物流拠点だ。幕末から明治元年にかけての「開港5港」(横浜・神戸・函館・長崎・新潟)の一つで、ことしで開港150年になる。 午前8時半。新潟と佐渡とを結ぶジェット高速船が前を通り過ぎていった。 その時、港の先の日本海から大型でオレンジ色の船体が、ゆっくりと近づいてきた。そして、接岸。
1.東北新幹線との格差が激しい 東北新幹線が最高時速320キロ運転の新型車両が大部分を占めているのに対して、上越新幹線は最高時速240キロのまま放置されている。 しかも上越新幹線に投入されるのは、東北新幹線から転出したお古車両ばかり。 東北新幹線は北海道新幹線と一体化して運行している最重要路線なので、まあ東北よりも軽く扱われるのは受け入れられる。 だが、ようやく上越新幹線にも新型車両が投入されたかと思ったら、後述するように水没した北陸新幹線のために横取りされた。 2.金権政治の象徴のように扱われる。 上越新幹線の沿線には田中角栄という大物政治家がいたことは事実であり、確かに上越新幹線の建設経緯にそのような話があったことは事実であろう。 しかしよく考えてみれば、これはおかしな話である。 東北新幹線や北陸新幹線の沿線にも首相経験者(森喜朗や鈴木善幸)がいるのに、上越新幹線だけが悪者扱いされる。
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