ダイの大冒険のラストまで読んでない方は、読み切ってから以下ご覧くださいませ。 昨日、名作漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のラストシーンについて考察の記事を書いてて、ダイの大冒険を読み直してたんですよね。 「泣ける」っていうかガチで泣いてたのは内緒ですが、どういうところで泣けるのかなと改めて考えてみました。 ダイの大冒険は割りとポップの挫折・成長など名脇役的なポジションが注目されていると感じますが、大人になってから読むとダイの心情の機微がもっと分かるようになってきて、その心情が大きく揺れ動くシーンが特に泣けてくるようになりました。 ダイの大冒険の大きなテーマとして「大魔王を倒す」というものがありますが、その裏に「竜の騎士の宿命」のテーマがあって、ダイのあの純真な性格の裏に秘められた宿命が明かされていくにつれて、悲しみも深まるという構成なのです。 この竜の騎士の物語(=ドラゴンクエスト)