厚生労働省は1日夜、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの未使用の容器内から異物が見つかった問題で、武田薬品工業の分析の結果、異物は製造機器から生じたステンレスの破片だったと発表した。 【承認ワクチン3社】接種間隔や年齢、有効性の違いは? 武田薬品によると、ワクチンの製造工程で取り付けられた金属部品の設置不具合で摩擦が発生し、ステンレスの破片が容器内に混入したとしている。ステンレスは体内で使用する人工弁などにも使われており、武田薬品は「医療上のリスクが増大する可能性は低い」としている。 また武田薬品は、使用中止対象のワクチンを接種した男性2人が死亡したことと、今回の混入との因果関係について「確認されていない」とし、「現在のところ相互の関係なく偶発的に生じたものと考えられる」としている。 モデルナ製ワクチンを巡っては、8月中旬以降、ロット番号「3004667」(出荷量約57万回分)で、微
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