すべてはこの1通のメールから始まりました。 「バングラデシュリーダーのマヒンの手伝いだったら可能です。」 e-Education副代表、三輪さん(三輪開人)からのメールにはそう書かれていました。「1ヶ月、e-Educationを手伝わせてください!」そんなメールを送ったのが、2012年、年の瀬のこと。断られることも十分覚悟していたので、そんなメールを三輪さんから受け取った時、僕は数秒考えて、すぐに返事をしました。 「行きます!」 何か具体的にやりたいことがあったわけではありませんでした。しかし、本当に直感で、そこに飛び込めば、必ず面白いことが待っている気がしたのです。こうして僕は、乾期で土埃舞う3月、バングラデシュの空の玄関口であるシャージャラル国際空港に降り立ちました。 不安9割、期待1割でのバングラデシュ到着 シャージャラル国際空港は意外なことに、日本の女子大生であふれていました。なん