情報爆発時代に必要なインフラは? OracleやDB2を代表とするリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)は、現代のさまざまな情報サービスを支える基幹システムとして活用されています。多様なデータを扱うための手段をSQL言語として標準化し、さまざまな複雑なデータ処理をブラック・ボックス化して簡単に利用できるようにしている点において、RDBMSはまさに現代の情報サービスのためのインフラと呼んで差し支えないでしょう。 ところで、全世界を流通している情報量は、5年につき10倍のペースで増大していると言われています。米IDCのレポートでは、2007年にはデジタル化されたデータ量は280エクサバイト、つまり2800億ギガバイトにも達していると推計しています。 近年は、ブログやTwitterなど、一般の利用者によって作られるCGM(Consumer Generated Media)と呼ばれ