「MBAランキング」で、ハーバード・ビジネススクールを抜いて2016年、17年と2年連続で世界第1位に立ち、名実ともに世界最強の経営大学院となった「INSEAD(インシアード)」。世界80か国以上から学生が集まり、グローバル性、多様性を大きな特徴とするこの学校、いったい何がそれほどすごいのか。 いまやビジネスパーソンのバイブルとも呼ばれる大ベストセラー『最強の働き方』(東洋経済新報社)『一流の育て方』(ダイヤモンド社)の筆著者で、インシアードの卒業生でもあるムーギー・キムさんをガイド役に、「世界最強の経営大学院」が生み出す人材とその「生産性を高める仕事術」に迫る。《これまでの連載はこちら》 最後のフロンティア・アフリカも人脈次第 「キムくん、最近、ケニアに行ってきたんや。ケニアとか、携帯バンキングの普及率が世界最高峰って知ってるか? アフリカが世界経済の成長を牽引する、そんな“リープフロッ