情報システム部門員にコンサルタントのような役割を期待している情報システム部門は多い。戦略コンサルタントの視点からの回答を求めた。 前回はSEのケイパビリティの問題について触れたが、情報システム部門員にコンサルタントのような役割を期待している情報システム部門は多い。また、ITベンダーにおいても「超上流」部門の強化を目指し、コンサルティング部門の設立やコンサルティング会社の取り込みなどの動きも珍しいものではなくなっている。 今回、「SEを戦略コンサルタントに変える」というテーマでローランド・ベルガーの連載陣を招いて座談会を開催した。 SEとITコンサルタントと戦略コンサルタントの違いは? 鈴木信輝プリンシパルは「問題解決を企業活動の中や内だけで完結させるのがSEやITコンサルタント。一方で戦略コンサルタントでは企業をとりまくあらゆる要素を考慮してとりかからなければならない。これが一番の違いでは
![企業のSEを戦略コンサルタントに変える方法](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b46e47d5b200cc2f0f733fd49f9fd152dc2959ac/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fexecutive%2Farticles%2F1004%2F20%2Froland.jpg)