キーロフ級ミサイル巡洋艦(キーロフきゅうミサイルじゅんようかん)は、ソビエト連邦海軍・ロシア海軍の重原子力ミサイル巡洋艦の艦級。これはネームシップの当初の艦名に由来しており、ソ連崩壊後に同艦が「アドミラル・ウシャコフ」と改名された後でも踏襲されている。ソ連海軍での正式名は1144号計画型重原子力ミサイル巡洋艦(ロシア語: Тяжёлых атомныхракетных крейсера проекта 1144)、計画名は「オルラン(海鷲)」(露: «Орлан»)であった。 第二次世界大戦後に開発・建造された航空母艦を除く水上戦闘艦としては世界最大であり、非常に強力な対水上打撃力・防空力を備えている。さらに装甲も施していることもあり、ジェーン海軍年鑑などの西側観測筋においては、巡洋戦艦とも通称される。ロシア海軍においても、本級は「”重”原子力ミサイル巡洋艦」(TARKR)に分類されており
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