「Linuxが学校に適していると70%が評価,岐阜大付属小は完全移行」,IPAがOSS導入実験の報告書公開 「教師の約70%がLinuxデスクトップ専用パソコンが学校での利用に『適している』または『不十分な点もあるが適している』と回答。岐阜大学付属小学校のようにLinuxに完全移行した学校も現れた」――独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は7月19日,「学校教育現場におけるオープンソースソフトウェア活用に向けての実証実験」の報告書を公開した。 「学校教育現場におけるオープンソースソフトウェア活用に向けての実証実験」は,大学や小学校,専門学校などの教育現場にLinuxデスクトップを導入し,実用の可能性と課題を探る実験。経済産業省が2004年10月から2005年6月にかけてIPAを通じ実施した。Linux専用パソコンを導入する実験では全国の9校に307台を導入し,生徒3089名が授業で使用