米Intelは3月22日、開発途上国向けPC「Classmate PC」を出荷開始したと発表した。 Classmate PCはIntel Celeron Mを搭載した安価なフル機能ノートPCで、新興国の教育支援を目的に今回はブラジルとメキシコに出荷される。 Intelは今年、チリ、中国、インド、インドネシア、リビア、マレーシア、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、タイ、トルコ、ベトナムなど25カ国以上でClassmate PCの試験プログラムを実施する計画。これらのClassmate PCは英語、アラビア語、簡体字中国語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、タイ語、トルコ語などで提供される予定だ。 Intelは昨年、5年間で10億ドルをかけ、開発途上国のPCとインターネット普及を通じて生活向上を支援する「Intel World Ahead」プロジェクトを発表した。Classmate PC
米Intelは3月29日 (米国時間)、インドの農村地帯向けに開発された「Community PC」プラットフォームを正式に発表した。同社は昨年秋のIDFで、今後の拡大が予想される発展途上国などの新興市場向けプラットフォームとして、Community PCのリファレンスデザインを公開していた。 集落から離れたインドの農村地帯のコミュニティを、民族的な観点を含めて研究した結果、政府機関の情報やサービスにアクセスする手段の必要性が認められたことから、Community PCの開発が始まったという。通信方法だけではなく、高温多湿で砂塵が舞うような環境でも動作する耐久性、不安定な電力供給などへの対応が求められた。 今年春のIDFで展示されていたCommunity PC。自動車バッテリでも駆動 発表によると、Community PCの本体は気温の大幅な変化に対応できる冷却ファンを搭載、虫やほこり
Intelは開発者向け会議のIntel Deveopers Forum Spring 2006で、来年のSanta Rosaプラットフォームを基礎に練り上げた新しいモバイル機のコンセプトモデル「Montevallo」を紹介した。Montevalloはアラバマ州にある5,000人ほどの小さな町の名前に由来している。 コンセプトPCは、かつてPCの小型化やデザイン、ユーザーインターフェイスなどの改善を目指してデスクトップPCで始めたもの。その後、初代Pentium MのBaniasが登場した際に、将来のモバイルコンピューティングへの提案という形で、Intelモバイルコンセプトプログラムというプロジェクトが始まった。 ●Intelが示すモバイル機のビジョン Intelモバイルプラットフォームのマイク・トレーナー氏は、Intelモバイルコンセプトプログラムの意義は3つあると話した。 1つはInte
米Intelは1月5日(米国時間)に,「2006 International CES」で実施するPaul Otellini CEOの基調講演で次世代デュアルコア・プロセッサ「Yonah」(開発コード名)やエンターテインメント・パソコン規格「ViiV」を正式発表する見込みだ。現在,開幕に向けて設営中のCES会場では,台湾のパソコン・メーカーなどが,次々とパソコンを公開し始めている。 写真1は,台湾First International Computer(FIC)が公開したViiVのロゴ(写真2)が付いたエンターテインメント・パソコン「GE2」である。搭載するプロセッサはデュアル・コアの「Intel Core Duoプロセッサ」で,動作周波数は2GHzを超えるという。幅226mm×高さ42mm×厚さ172mmと小型だが,TVチューナーやDVD-RWドライブ,DVI-Iポート,7.1チャンネル・
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く