欠けたチーズからしっぽが覗いたロゴでおなじみの直販PCブランド「マウスコンピューター」。その名前はPC USERの読者であれば、もちろん聞いたことがあるだろう。しかし、同社の沿革を見れば分かるとおり、この名前が広く浸透したのはマウスコンピュータージャパンの発足から数えてわずか10年に満たない間の出来事である。 2003年にMCJへと商号を変更した同社は、翌年東証マザーズに上場、2005年には売り上げが100億円を突破し(平成17年3月期/単体)、2006年はiiyama(旧イーヤマ販売)や秀和システムをはじめとする数々の企業を傘下におさめるなど、まさに破竹の勢いで拡大を続けている。 そして2006年10月、MCJの純粋持ち株会社制移行にともない、その基幹事業であったPC製造販売部門を「マウスコンピューター」として分社化している。総合PCメーカーへと成長を遂げたマウスコンピューターの現在と未
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