台湾のファンイベント「鬼滅之刃only」をレポート 7月11日昼前、台北にある台湾師範大学中正堂の周囲には、長い列ができていた。前日の気温は38度を上回り、立っているだけで汗が吹き出してくる。そんな猛暑ではあるが、新型コロナ対策として、行列に並ぶ人も整理するスタッフも皆、マスク姿だ。 ここは、台湾でも大人気『鬼滅の刃』ファンによるイベント会場だ。「鬼狩奇譚〜鬼滅之刃only」と題された2日間に渡るイベントは本来、4月開催が予定されていた。 4月というと、台湾も新型コロナの影響が色濃かった時期。日本同様、公共交通を利用する際にはマスク着用が義務づけられ、大型のイベントは次々と中止になった。その後、2ヵ月以上市中感染ゼロが続き、感染源は海外だと見極められたことなどがあって、6月に入るとイベントの開催が認められるようになった。そして下旬には、台北でようやく3000人規模のコンサートが再開したばか
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