ブックマーク / honz.jp (2)

  • 『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』文明再起動マニュアル - HONZ

    先週末30年ぶりにシリーズ続編として公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は突き抜けて凄まじい、破壊的なエンターテイメントだった。崩壊した地球文明の後に残った脳筋の男共が滅茶苦茶に改造されもはや原形が何だったのかさっぱりわからない車とバイクに跨り、何故か火を吹くギターを持って、裏切り者の女共を追いかけ上映時間の殆どをカーチェイスに費やす。走れども走れども砂漠以外何も見えない、荒廃した大地。資源は限られ少ない物資をヒャッハー!! と、暴力によって奪い合う、力こそ正義! な地獄絵図な世界が広がっている。 しかし、仮に核戦争なり宇宙人の侵略なり異常気象なり隕石の衝突なり、原因をどこに求めるにせよ、文明がいったん崩壊してしまったとしたら、当にそんな破滅的な状況になるのだろうか? 失われてしまった文明はもはや戻らないのか? 逆に復興できるとしたら、どうやって? 書は書名である『この世界

    『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』文明再起動マニュアル - HONZ
  • イジったら負け!? 力の入れどころを間違えた、空想上の道具たち『パラレルワールド御土産帳』 - HONZ

    ウソのようなホントの話が好物なのだが、書はその逆。つまりホントのようなウソの話。それゆえ厳密にノンフィクションなのかと問われると苦しいところだが、そこは見逃してほしい。 紹介されているのは、日用品やビジネスツールといった道具の数々。だがこれら全てが「パラレルワールドからの御土産品」という設定なのである。現実世界のものと一見同じに見えるのだが、よくよく見ると微妙な違いがある。しかもそこが、そこはかとなく可笑しい。 進化の分岐点において、明らかに力の入れどころを間違えてしまった道具たち。「どうしてこうなった?」と問いかけずにはいられない逸品の数々を紹介していきたい。 * パラレルワールドを代表する定番ガジェットーーそれが「異Pod ANALOG」。デジタル化技術の結晶、その全てをレコード盤を回すことに注ぎ込んだ。あちらの世界で、若者たちが手に持ちながら街を闊歩している様子が目に浮かぶ…わけは

    イジったら負け!? 力の入れどころを間違えた、空想上の道具たち『パラレルワールド御土産帳』 - HONZ
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