ある日、知人に「四つ手網(よつであみ)」のこと聞いた。岡山県で伝統的に行われている漁のスタイルで、海に張り出した小屋に網がついていて、その網をすくい上げて魚介類を捕り、小屋の中で調理して食べるのだという。 上手に説明できているか少し自信がないのでこの画像を見て欲しい。 小屋の右手に見える大きな網で魚を捕るのである。「四つ手網(四手網とか四ツ手網とも表記される)」という言葉自体は、もともとは四角い網の四隅に竹などを十字に張って支える網そのものを指すのだが、その網を使った漁のこともひっくるめて「四つ手網」と呼ばれている。 岡山県と鳥取県で行われており、特に岡山県がさかんで、瀬戸内海につながる児島湾という小さな湾の湾岸には20軒ほどの小屋が立ち並び、一般にも貸し出しているのだとか。調べてみると、一つの小屋を一泊数千円からという価格で借りることができるようだ。 小屋の中にいながらにして手軽に漁がで
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