2005/12/24 「男たちの大和」を観る カテゴリ:カテゴリ未分類 昨日、「男たちの大和」を観た。立派な映画で感動した。観客も多く、最後に拍手が起こった。 辺見じゅんは千人以上の生き残りの大和乗組員に直接間接に取材して原作を書いたそうであるが、みごとに当時の水兵たちの状況を再現していた。セットもお粗末な張りぼてでなく、CGを駆使してリアルに戦艦のデッキを再現、戦闘場面も生々しく圧巻であった。 話は、十数名の少年兵と兄貴格の下士官を中心にすすむ。戦争も末期になると、兵員の消耗が激しく、それで15,6歳の少年兵が補充要員として採用され、戦闘に参加する。まだ子供さのぬけきらぬ顔立ちをした彼らの従順さ、純粋さ、健気さ、国を思う心、敢闘精神の旺盛さの中も、子供っぽい稚気、腕ずくに訴える粗暴さなどが見られる。題名のように男たちへの賛歌となっている。 昭和20年4月といえば、サイパンが陥落し、沖縄に
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