ブックマーク / d.hatena.ne.jp/kirockyou (3)

  • Short Cuts - No climax.No punchline.Just stop making sense.

    「編集の人数と映画の出来は反比例する」が自説。さて、作の場合は…(エンドクレジットまで我慢して)…はい、アウト!アウト!アウト!スリー・アウト・チェーンジッ!!(5人いた…)スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』が引き合いに出されるという事は世間的に哲学的映画と認識されているのであろう。なるほど、スタンリー・キューブリックもテレンス・マリックも寡作な完璧主義者として知られている。妥協を知らず、大量のフィルムを回す。撮影監督のエマニュエル・ルベツキによると『ツリー・オブ・ライフ』では実に6000km(時間にして364時間30分)分のフィルムが消費されたという。139分の上映時間と撮影フィルムの比率は1:150となる。通常の映画の比率は1:5〜1:20。あの『地獄の黙示録』で1:100、キューブリックの『シャイニング』でようやく1:102。しかしマリックとキューブリックでは「完璧

  • http://d.hatena.ne.jp/kirockyou/20110611

  • The Age of Innocence - No climax.No punchline.Just stop making sense.

    1983年レーガン政権下のアメリカ/ニューメキシコに舞台を移した『ぼくのエリ 200歳の少女』*1リメイク。出演コディ・スミット=マクフィー、クロエ・モレッツ、リチャード・ジェンキンス、イライアス・コティーズ。監督/脚マット・リーヴス(『暴走特急』『クローバーフィールド/HAKAISHA』)、音楽マイケル・ジアッキーノ、撮影グレッグ・フレイザー(『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』)。『ぼくのエリ〜』を2009年のベストの一つに挙げ原作を読んで盛り上がり*2国での高評価(批評家絶賛、スティーヴン・キング2010年ベスト)に期待値を最大まで高めて臨んだら自分でも驚く程ノれなかった。非常にオリジナルの映画に忠実なリメイクである(原作クライマックスのクリーチャー登場に期待していた方残念)。オリジナル版との最大の相違は「大人」からより距離を取っている事であろうか。先ず顕著なのは主人公(

  • 1