鳩山由紀夫が衆院議員候補者として北海道の土を踏んでから25年。地域に溶け込み、有権者の信頼を積み重ねて、今、首相の座を手にしようとしている。政治の頂点を目指した鳩山と、それを取り巻いてきた人々の足跡をたどる。
政権交代で注目が集まる民主党の鳩山由紀夫代表(62)。東大工学部を卒業後、米カリフォルニア州にあるスタンフォード大に留学した。青春を一緒に過ごした学友たちが鳩山氏の素顔を語った。【國枝すみれ】 サンフランシスコから車で南に1時間、シリコンバレーの中心地にあるスタンフォード大。ヤシの木が並ぶキャンパスで鳩山氏は70~76年、学んだ。機械やシステムが安全に機能するための条件を分析するオペレーション・リサーチ(信頼性工学)を専攻し、博士号を取得した。 71~73年にスタンフォード大に留学した同志社大の村上征勝教授(64)は、鳩山氏について「あくせく勉強している感じはなかったけど、成績優秀だった」と証言する。 村上氏は、数学の線形計画法という授業で鳩山氏と一緒だった。「試験後に答え合わせをしてみると、いつも鳩山さんの方があっていた」 運動神経もよかった。日本スタンフォード協会の中川陽一郎会長は鳩山
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