北京と東京 自転車で走り比べると… 2008年5月10日 都市にはさまざまな顔がある。徒歩、電車、自動車と、利用する足が違えば、旅行者に見えてくる町の横顔も変わってくる。筆者は北京に行くと、なるべく自転車に乗ることにしている。 とにかく快適なのだ。北京は自転車にやさしい町である。どこまで走っても坂がない。都心の幹線道路にも、車道と歩道のあいだに、ちゃんと自転車専用レーンが用意されている。天安門前広場の周囲も、西単のような盛り場も、前門の東西に広がる昔ながらの狭い横丁も、自転車で風を切りながら、スイスイと気持ちよく走れる。 北京の大気汚染は深刻だ、というイメージがあるが、自転車で走ると、不思議に空気の悪さも感じない。 築百年くらいの民家の古びた屋根瓦をつきぬけて、雑草が青空にむかって生えている(北京では雑草までもがたくましい!)。その雑草のむこうに、巨大な銀色のUFOが着陸している。よく見る
3月14日、チベット自治区の区都ラサ中心部で僧侶やチベット一般市民による大規模な暴動が発生。連日、その暴動の様子が日本のテレビ、新聞等の報道で大きく取り扱われている。中国人の店舗や公安当局の本部に投石し車をひっくり返しているチベット人の姿をテレビの画面で眺めながら、「日ごろ温厚なチベット人がついに爆発したな」と、もし私がチベット人でその場にいたら間違いなく行動を共にしていただろう。永年に渡り中国に支配されチベットの文化が葬り去られようとしている時に命をなげうってでも中国による侵略を国際社会に訴え、そして救いを求めようとしている彼らの行為を一体誰が責められようか。まさに知覧から飛び発つ思いであったに違いない。 このブログまた野口健ホームページにも、北京オリンピック開幕式の芸術顧問をいったんは引き受けていたスティーブン・スピルバーグ監督がスーダンのダルフール問題を理由に顧問就任を辞退したその経
「グッチの麻雀パイや自転車」:北京五輪向けシリーズ 2008年3月 4日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Charlie Sorrel オリンピックで競い合う「アマチュア」選手たちに、その努力に対する報酬が直接支払われることはないかもしれない。しかしオリンピックは、スポンサー提供とマーケティングの熱い戦いでもある。 イタリアの名門ファッションメーカーGucci社は、中国やスポーツに関連するさまざまな商品を揃えて北京での試合に突入した。上に示した、どちらかといえばかわいらしい自転車もその1つだ。 ただし、このクラシックな自転車のお値段は約3400ドルと、北京に住むほとんどの人々には手が届かないものだ。 製品の公式ページで提供されている情報はわずかで、実のところ、仕様には「大胆な赤のGGレザーによるディテール」としか述べられていない。 しかしこれでわかるように、GGのマークは、
中国に1年間語学留学していた友人から、お土産として「迎迎(インイン)のマグカップ」を頂きました。 迎迎は。「チベット・アンテロープ(チルー)」をマスコット化した北京オリンピックのマスコット・キャラクター。 チベット・アンテロープとの出会いは、友人に見せてもらった、北京の街角で売られていた動物の角の写真でした。 最初に写真を見たときには、レイヨウかインパラかと思ったけど、これらはアフリカ産。「ヤックル」はもののけ姫だし・・・。「偶蹄目で中国で採れそうなの」と言う事で探したらこの記事が見つかりました。絶滅危惧種です。 その後、友人が北京オリンピックのマスコット・キャラクターの一人であることを教えてくれました。 「北京の路上で売られているスゴイもの」。 (文中の「動物分野担当の先輩」が私。) マスコット・キャラにもなる絶滅危惧種である動物が、北京の路上で売られている。そして、売っている当事者には
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