気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 世界的に広がる信用収縮の波にのまれ込まれた米GM(ゼネラル・モーターズ)の再生は、日産自動車7201と仏ルノー両社の社長を務めるカルロス・ゴーン氏に任せるべきだ――。米国でこんな論調が目立っている。 深刻な経営危機に陥っていたGM、フォード・モーター、クライスラーのビッグスリー(米自動車大手3社)。12月19日、ジョージ・ブッシュ大統領がGMとクライスラーに公的資金を活用したつなぎ融資を決めた。ひとまず救済されたとはいえ、3月までに抜本的な再建計画を策定するわけで、経営刷新によってトップ退任が求められる雲行きだ。 当然、経営刷新後に誰が自動車大手を率いるかに注目が集まる。中でも米国の象徴でもあるGMのトップだ。CEO(最高経営責任者)のリチャ