■健康、節約、エコ意識 自転車用のスパイクタイヤの利用が札幌市内で広がっている。冬場も自転車に乗りたいという愛好者が増えているためで、背景には健康志向や経済性に加えて最近のエコ意識の高まりもあるという。「環境への関心は高まっており、今後も需要は見込める」と業界の関係者は期待している。 (志田修二) ◇ ■愛好者「冬も乗りたい」 自転車用のスパイクタイヤが道内に出回り始めたのは十数年前から。ちょうどマウンテンバイクのブームと重なり、多くがアウトドアスポーツとして楽しむ愛好者で占められていた。 その流れに、ここ数年で変化が出てきた。道自転車軽自動車商業協同組合(札幌市)の岡部敏夫・副理事長(78)は、「マウンテンバイクをレジャーにとどまらず、健康づくりや通勤のために購入する人が増え、一年中使いたいというユーザーが多くなってきた」と話す。 拍車をかけたのが、昨シーズンの原油価格の高
◆市、衝突死を重視 凹凸舗装や条例/府中・多摩川河川敷 休日ともなれば、都心からも多くのサイクリストが訪れる多摩川の河川敷。中でも府中市の「府中多摩川かぜのみち」(9・4キロ)は人気が高い。しかし、高速で走り抜ける自転車と歩行者との間で事故が多発、今年6月には自転車とぶつかった歩行者が死亡する事故も起きた。事態を重視した市は、自転車の速度を抑えるための路面改修に乗り出した。 (石川幸夫) 「かぜのみち」は1970年代に「多摩川サイクリングロード」として整備されたが、8年前に名称を変更、ジョギングや散歩のための「歩行者優先」の道とされた。 とはいえ、この区間は羽村市から大田区まで約50キロにわたる多摩川沿いの道の中でも比較的よく整備されていて高速走行がしやすく、景色も良いことから人気が高い。とりわけ休日はスポーツタイプの自転車が多く行き交う。 市によると、「かぜのみち」の
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