大阪府内の自転車事故死者数は昨年、5年ぶりに年間50人台に達し、全国最多だった 深刻化する自転車事故対策として、大阪府は自転車利用者に損害賠償保険の加入を義務付ける条例案を2月議会に提出した。府によると、成立すれば兵庫県に続いて全国2例目。 条例案では損害賠償保険について、「加入しなければならない」と規定。利用者が未成年の場合、保護者に加入を義務付ける。 自転車販売店には、購入客に保険加入の有無を確認し、未加入の場合は加入に関する情報を提供することを求める。レンタル業者には保険適用を受けられる自転車の貸し出しに努めるよう促す。いずれも罰則は設けず、7月1日からの施行を目指す。 自転車で事故を起こし、高額な賠償を求められるケースもある。昨年の自転車事故による府内の死者数は50人で前年比16人増。府が昨年1月に実施したアンケートで、保険加入率は約4割にとどまっていた。(共同通信) 関連記事 中
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