日本航空(JAL)が、せとうち観光推進機構、合同会社S-WORKSと共同開発した自転車収納ボックスの「SBCON」(エスビーコン)。この専用箱を使うことで、飛行機輪行における自転車の分解・組み立てが最小限となり、渡航先まで安全に自転車が届くという。実際の使い勝手はどうなのか。8月下旬、エスビーコンを活用したモニターツアーに参加し、飛行機輪行の旅を体験。エスビーコンの実力を検証し、課題も探った。 2泊3日のモニターツアーで広島へ エスビーコンは今年6月、報道陣に披露された飛行機輪行専用ボックスだ。JALは地域とともに成長を目指す「JAL 新・JAPAN PROJECT」を推進しており、飛行機輪行の促進が、地域発展の一助になると見て、専用ボックスを共同で開発。このほどエスビーコンを活用したモニターツアーが開催された。 モニターツアーで向かうのは広島空港。そこからしまなみ海道をサイクリングする小