南三陸町 8000人安否不明 3月15日 12時55分 宮城県災害対策本部によりますと、地震と津波で大きな被害を受けた南三陸町では、町の人口の半分近いおよそ8000人の安否が依然として分からない状態が続いています。 宮城県災害対策本部によりますと、南三陸町では、15日午前10時、地元の消防本部からの連絡で、43か所の避難所に2000人余りが避難して無事でいることが、新たに分かりました。これで南三陸町では、町内の54の避難所にあわせて9700人が避難していることが分かりました。しかし、町の人口の半分近いおよそ8000人の安否は依然として分からない状態が続いています。宮城県災害対策本部は、自衛隊の協力も得て、救助や捜索活動に引き続き全力を注ぐ方針です。