生活保護打ち切り「よく知らない」 松本防災相2011年6月17日12時1分 印刷 Check 松本龍防災担当相は17日の記者会見で、福島第一原発事故による仮払い補償金や義援金などが収入とみなされて生活保護を打ち切られる問題について「よく事実を知らない」と語った。松本氏は省庁横断で被災者支援を進めるための「被災者生活支援チーム」のチーム長だが、縦割り行政を解消できていないようだ。 生活保護と義援金は厚生労働省、仮払い補償金は経済産業省が所管。義援金や補償金は収入とみなされ、最低生活費を上回ると判断されている。松本氏は会見で「(収入かどうかの)切り分けもちょっと。義援金は私の分野ではないので」と言葉を濁した。 一方、内閣改造が取り沙汰されていることについては「まだわからないから、とにかく部屋を片付けている」と淡々と語った。 アサヒ・コムトップへ