ロシアによる親ロ派勢力の国家承認など、緊迫の度合いを増すウクライナ情勢ですが、まだ本格的な戦闘には至っていません。しかし、ロシアや親ロ派勢力はウクライナから攻撃を受けたと度々主張しており、反撃や防衛を名目に戦端が開かれる可能性も依然としてあります。 緊迫状況が続く中、SNS上では公開されている情報からロシアらの主張を検証する人々がいます。近年、マレーシア航空機撃墜事件などの調査で注目されたOSINT(公開情報を収集・分析する諜報活動)により、事実を明らかにしょうとする人々です。 OSINTで明らかになった事例としては、ロシアから国家承認を受けた自称ルガンスク人民共和国は、ウクライナの攻撃に備えて住人に避難を呼びかけるビデオを配信しましたが、配信されたSNSのテレグラムはビデオのメタデータ(付帯情報)が削除されない仕様になっており、配信された2日前に撮影されたものだと明らかにされました。つま