国土交通省は2011年10月4日、東日本大地震・震災における津波での被災状況の調査結果(第2次報告)の要旨を発表した。現時点までの調査結果として、「鉄筋コンクリート造(RC造)・鉄骨造の建物は再使用困難なほど壊れる可能性は低い」「各構造建造物とも高層物ほど損壊度は低くなるが、特にRC造ではその違いが顕著」「木造でも3階建て以上の建造物の場合は損壊度が低い」などの傾向が確認できたとしている。国土交通省側では今後もデータの収集・分析・精査を行うと共に、被災地域の復興計画検討・立案の際にリスク評価のための基礎資料として役立てる資料生成を進めて行くと説明している(【発表リリース】)。