ここ1〜2ヶ月くらい、色々な方に「最近入った新卒に読んでもらいたいLinuxの入門書とかってないですか?」と聞かれることがすごく多かったので、ここで紹介してみたいと思います。 ここで対象にしているのは、会社の新人研修なんかで1〜2日くらいは軽くLinuxに触れる機会があったけど、現場に配属されて、Linuxサーバの構築や運用をするような、Linuxサーバの"運用"初心者であるケースです。多少のコマンドの使い方や簡単な概念はわかったけど・・・の次のステップに上がるタイミングで手にとってみてはどうだろうか、と。 Linuxの教科書 - ホントに読んでほしいroot入門講座 Linuxの教科書 改訂版 (マイコミムック) (MYCOMムック) 作者: 高町健一郎,大津真,佐藤竜一,小林峰子,安田幸弘出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2011/03/31メディア: ムック購入:
少し前に、某所のサーバ(自分たちで管理)で、通常時は問題ないのだけど、時々HTTPレスポンスで数秒かかる現象が見受けられたので、再現させるときに目視確認でひたすらHTTPリクエストが送れてレイテンシが確認できる「httping」を利用しました。 httpingは、所謂"ping"のHTTP版。HTTPリクエストでポーリングしてくれるコマンドです。ICMPは受け付けないけどHTTPはOK、そんなサーバにも監視などで使えます。 インストール Ubuntuでは、aptでインストールできました。簡単。 $ sudo apt-get install httpingこれだけです。 簡単な使い方 $ httping (URLまたはIPアドレス)で、実行可能です。以下、実行例。 $ httping http://xxx.xxx.xxx.xxx/ PING xxx.xxx.xxx.xxx:80 (http:
ソフトウェアをソースからインストールすると、アンインストールができない*1とか、"make install"時のログから手動でファイルを消すとか大変なことが多いですが、「paco」を使うと"make install"したソフトウェアを管理できます。 paco(pacKAGE oRGANIZER)とは paco - a source code pacKAGE oRGANIZER for Unix/Linux pacoは、ソフトウェアインストール時に、どこにファイルが作成されたかをログに残して管理しています。 上記の動作は、LD_PRELOADメソッドを使って行います。 When installing a package from sources, paco wraps the "make install" command (or whatever command or group of co
以下のように.*shrcに記述しておくと、自分のshellで設定した内容のほとんどをsudo後にも引き継ぐことが出来て、ちょっと便利。 alias sudo='sudo -E ' これだけ。これは2つのことをやっていて 実行ユーザーの環境変数の大部分をsudo後も引き継ぐ 実行ユーザーのalias設定をsudo後も引き継ぐ という効果がある。 環境変数の引き継ぎ 前者の、環境変数の引継を実現しているのは、-Eオプション。 これは、正確には環境変数を引き継いでいるのでは無く、sudoersで設定されているenv-resetを無効にする効果がある。 そのため、$USER/$LOGNAME/$PATHなどの環境変数は(defaultでは)rootで上書きされるのだが、$HOMEは実行ユーザーのままだったり、$LV/$EDITORなども引き継がれたりする。 もちろん、これはsudoersのenv周
Mac から Windows への高速なデータ書き込みが可能に! Paragon NTFS for Mac OS X Windows の NTFS ボリュームを、Mac 標準のファイルシステムと同等の速度で利用でき、長期間の運用でも安定して使えるシステムドライバ Paragon NTFS for Mac OS X。専用のインストーラーで簡単に導入でき、運用中も特別な操作を必要としません。Mac と Windows を併用している人には必携のツールです。 レビュー記事を見る 価格:2,100 PARAGON Software Group 【6-Dec】【あす楽】チイロ ダンボーモバイルバッテリーミニ cheero Power Plus DANBOARD version -mini- 大人気のダンボーバッテリーに、手のひらサイズが登場しました! リリース直後、あっという間に売り切れた、ダンボ
find . -name '*.tmp' のように要らないファイルを列挙することが多いですね。それで、要らないフィルは消すわけですが、 find . -name '*.tmp' -exec rm {} \; これでも消せますが、rmプロセスが毎回起動されるのでうれしくないし、そもそもこのコマンドラインは分かりにくくてイヤ。 それで、 find . -name '*.tmp' | xargs rm とxargsを使います。 このままでは空白を含むファイル名があると具合が悪かったりします。findの-print0とxargsの-0オプションを組み合わせると安全です。ファイル名の区切りが空白や改行の代わりにNULL文字になるので。でも、GNU版じゃないと-print0, -0がないみたいですが。 find . -name '*.tmp' -print0 | xargs -0 rm
最終更新 2019-01-22 UNIX/Linux の find コマンドは、ファイル名・タイムスタンプ・ファイルサイズ・オーナー・グループ・ファイルタイプなどを元に、ファイルやディレクトリを検索するコマンドである。AND・OR の組み合わせや正規表現が使えたり、検索だけではなくコマンドの実行も可能など、非常に強力なコマンドである。
スクリプトやプログラム言語で、基本となるのは制御文です。多くの言語では条件分岐などのためにifやwhileが使われています。制御文とはまさにプログラム中の「道先案内人」です。 条件分岐のバリエーション いろいろなコマンドを連続して実行していく場合、そのコマンドが使われる局面で結果が変わってきます。その結果により処理の仕方を変えるものです。それがバッチ系プログラムの基本ともいえるでしょう。少しでもプログラムを組んだことのある人なら、こうした動きは体得していると思います。bashの場合はどうでしょうか? 実はbashの条件分岐にはいろいろバリエーションがあるのですが、代表的なものをとりあげてみましょう。 if文とcase文 以下の例は、すべて実際に動いたものをコピーして貼り付けていますので、そのまま実行することができるはずです。一度自分の環境でもコマンドを作成して実行してみるとよいでしょう。
仕事をしていると、お客さんの環境にログインするため、 踏み台マシンを経由する必要がある 踏み台マシンへのログインすら、特定範囲のIPアドレスからしか受け付けてくれない といった厳しい条件を満たさなければならない場合があり、多段にsshをしなければいけないことがある。しかし、単純な多段sshには、 毎回順繰りに多段ログインするのは結構めんどくさい scpでいちいち中継サーバーにコピーしていく必要があり、中間サーバーのディスク容量が足りない場合に大きなファイルがコピーできない といった問題がある。 実は、sshには設定ファイルがあり、設定を行うことで、間に何台のサーバーを挟んでいようとも、あたかも直接アクセスしているかのように接続することができるのであるが、世間的にはあまり知られていないようだ。知らないのは非常にもったいないので、簡単に説明しておく。 設定ファイルは~/.ssh/configに
今更感もありますがすごい便利そうなツール発見。ネットワークインターフェイスのトラフィックを簡単にモニタリングできるツール。 ifstat CentOS とかだったら rpmforge にあるみたいなので、こんな感じで。(レポジトリ設定してなければ適当に) yum install --disablerepo=* --enablerepo=rpmforge ifstat チーミングしてる環境で出してみるとこんな感じ。-iで並び順も指定できたり、-bで Kbps にできる。vmstatと違って-tで timestamp も出せるのでこれ単体で便利に使えそうですね。ちなみに Linux の場合/proc/net/devを使ってるそうです。 *stat 系のツール 便利ですよね。パッとサーバに入って今起きている問題を分析するのにこれらのツールを使うのは有用です。top しか見ない人は覚えておくといい
移転しました http://please-sleep.cou929.nu/20101230.html
Linuxでテキストデータを扱うときに、コマンドをパイプで繋げるだけでいろいろな処理ができて面白いのですが、綺麗に整理されていない気がするのでまとめてみます。ここでは、cat, paste, join, grep, head, tail, cut, awk, sed, tr, sort, uniq, wc を取り上げます。 ファイルを縦に結合 ファイルを縦に結合します。 コマンド 説明 cat file1 file2 ... file1, file2, ... を縦に結合 cat file | ... としてファイルの中身をパイプに流すのにもよく使います。 ファイルを横に結合 ファイルを横に結合します。あまり使わない?*1 コマンド 説明 paste file1 file2 .. file1, file2, ... を横に結合 join file1 file2 file1 と file2
実は最近、プライベートで利用するノートPCを新調した。用途はブログを書いたり趣味のプログラムを書いたり音楽を聴いたり写真を管理したりと、ごく一般的なものである。だが、プライベートで利用するからこそ徹底して使い心地にはこだわりたい。 ほう、今日はMacのエントリか。 と思ったそこのアナタ!早合点してはいけない。確かにMacは素晴らしい。だが、今回俺がチョイスしたのはMacではない。Linuxだ!そんなわけで、本エントリではノートPC購入からインストールしたアプリについて紹介しようと思う。 なぜMacを買わなかったのか?この点について疑問に感じる方も多いことだろう。最近、ギークの間ではMacが流行しているように思う。しかるに、iPhoneの開発プラットフォームとしての需要があるせいだろう。 いや、確かにMacのUIは洗練されてるしアプリケーションも充実しているので、プライベートで使うにはもって
Unixを使っていると,/usr が全然ユーザー用じゃなくどう見てもシステムのための物だったり,/etc が事実上設定ファイル置き場となっていたり,/var がログファイル置き場となっていたりと,名が体を現していなくて奇妙な感覚を覚える.もっと分かりやすい名前の付け方があったんじゃないかと,Unixユーザーならば誰もが思うはずだが,これに対する解答がredditに投稿されており,その内容が非常に面白かったので,軽く翻訳してみた. Anyone know why /var and /etc weren't named something like /etc and /cfg? http://ja.reddit.com/r/linux/comments/cpisy/anyone_know_why_var_and_etc_werent_named/c0ua3mo 昔々,システム7が使われていてU
最近知って結構ショックを受けた。 touch hoge.txt と似たような機能。*1 $ > hoge.txt $ ls -l hoge.txt -rw-r--r-- 1 root root 0 Jul 10 03:15 hoge.txt lessでtail -f ができる。 $ sudo less +F /var/log/messages SSHでリモートサーバに対して色々 リモート先のファイルをsortして比較。パスフレーズなしにするか、ssh-agentを使用するかしてください。 $ diff <(sort /home/user/.bashrc) <(ssh user@hostname "sort /home/user/.bashrc") リモートサーバのファイルを編集 $ vim scp://user@hostname//home/user/.bashrc sambaのコマンドで
telnetでSMTPサーバに接続してテストメールを送るテンプレ。 SMTPサーバを作ったときに、何も入っていない環境でテストをする時に役に立つ。 "HELO"はもう古いか。"EHLO"の方が今風かも。 # telnet localhost 25 Trying 127.0.0.1... Connected to localhost. Escape character is '^]'. 220 example.jp ESMTP Postfix helo example.jp 250 example.jp mail from:sender@example.jp 250 2.1.0 Ok rcpt to:user@example.com 250 2.1.5 Ok data 354 End data with <CR><LF>.<CR><LF> subject:test mail test des
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