朔夜の宴 - ゆらぎの神話百科事典ゆらぎの神話百科事典 多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。 トップページページ一覧メンバー編集 朔夜の宴 最終更新： hankei 2022年06月21日(火) 02:05:40履歴 Tweet 物語り 記述 双満月の夜、決まって彼は山の麓の泉へと訪れる 彼はそこで何をするでもなく、月明かりの下、掲げた大太刀の刀身を眺め続ける その瞳はただ刃だけを見つめ続け、例え声をかけようとも反応はない 事実その耳には私の声は届いて居ないのだろう ただ一途に妖光へ魅入る彼の姿は何故か悲愴に見えて いつしか双満月の夜を待ち焦がれている自分に気付き そして私は今日も泉へ向かう。 空を仰げば双満月が煌々と輝いている、今宵も私は彼の下へと赴いていた 周りには無粋な刺客達が各々の武器を手に私達を取り囲んでいる そんな中でも彼はこ
