2018年と2022年に行われるワールドカップの開催地を決める投票で、事前にイングランドと韓国がお互いに投票することで密約を交わしていたことが発覚したが、その共謀は韓国の裏切りで失敗に終わったと、イギリス紙『サンデータイムズ』が報じた。11月30日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 2018年と2022年のワールドカップはそれぞれロシアとカタールで開催されることが決定しているが、不正疑惑が浮上し、FIFA(国際サッカー連盟)の倫理委員会が調査を実施。11月13日に発表された調査レポートは、招致活動を行った国の規制違反が「限りなく制限された範囲」で開催地の再選考に至るほどの不正はないとし、2018年のロシア・ワールドカップと2022年のカタール・ワールドカップの開催は妥当だと結論付けられていた。 そのレポートについても様々な疑惑がある中、『サンデータイムズ』紙の調査によって、