日本会議(会長・三好達元最高裁長官)と超党派の保守系議員でつくる日本会議国会議員懇談会(会長・平沼赳夫元経済産業相)は6日、都内で設立10周年記念大会を開き、改正教育基本法に基づく教育改革を進めることなどを明記した宣言文を採択した。大会には北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表の横田滋さん、早紀江さん夫妻ら約3000人が参加した。 平沼氏は、女性・女系天皇を認める皇室典範改正の動きについて「油断できない。われわれが男系(維持)を主張したとき、今の首相が『男系を言い立てる人はばかだ』と言ったことが漏れ伝わってきた」と警戒感を表明。「改革すべきことは改革し、守るべき伝統はしっかりと守ることが必要だ」と訴えた。 大会宣言文には、新憲法制定に取り組むことや、天皇陛下ご即位20年を迎えるにあたって全国で奉祝行事を行うことなども盛り込まれた。
5日付香港紙、明報は、中国の曽慶紅国家副主席(68)が15日から始まる第17回中国共産党大会で党最高指導部である政治局常務委員会メンバーから退き、来年3月の全国人民代表大会(全人代)で国家副主席を退任すると伝えた。複数の情報筋の話として報じた。 党内人事を掌握する実力者、曽氏の去就は党大会の焦点の一つ。同紙は曽氏が自ら引退を申し出たとしており、上海市トップの習近平・市党委書記が後任として常務委員に選ばれ、曽氏が兼任していた中央書記局書記も引き継ぐという。 同紙はまた、常務委の体制が現在の9人のままで、胡錦濤国家主席、呉邦国氏、温家宝首相、賈慶林氏、李長春氏の5人が留任し、新たに習氏のほか、周永康、賀国強、李克強の3氏が選ばれると伝えた。(共同)
民主党最高顧問の渡部恒三元衆院副議長は4日、国会内で記者会見し、自身の政治団体が12年間、元秘書の佐藤雄平福島県知事の自宅マンションを「主たる事務所」として届け出、その間の事務所費などの経常経費が約1億7800万円にのぼっていた問題の責任をとり、党最高顧問を辞任することを明らかにした。渡部氏は辞任の意向を党幹部に伝えた。 渡部氏は記者会見で、辞任理由について「私の政治団体の収支報告について大変残念な事実が判明した。責任を明らかにしたい」と述べた。また、「会計責任者や事務所職員にまかせきりだったことは政治家として恥ずかしく深く反省している。管理責任があることは明らかで、支持者、国民の皆様に慎んでおわび申し上げたい」と謝罪した。 福田康夫首相に対する代表質問が3日から始まっており、民主党としては「政治とカネ」をめぐる問題で政府・与党を追及するため、党幹部の渡部氏の問題へのけじめを急いだ形だ。
11月4日告示の大阪市長選(18日投開票)まで4日で1カ月。しかし共産を除く自民、公明、民主の支持候補はいまだに決まらず、混迷が深まっている。3日も市議会の自民、公明会派の協議が行われたが、両党に推薦要請した現職の関淳一氏(72)と元大阪市大教授、橋爪紳也氏(46)のどちらの推薦も決まらなかった。独自候補擁立を掲げる民主の選定作業も難航している。一方、自民の会派総会では「第3の選択肢」として、タレントで弁護士の橋下徹氏(38)の名前が改めて浮上。混迷に拍車をかけている。●タレント性は十分 橋下氏の名前が浮上したのは初めてではない。「1人でも選挙に勝てそうなタレント性は代え難い」。市内選出の国会議員を中心に党本部を交え、9月初旬から接触を始めた。しかし、20日の民放の情報番組で橋下氏は「(出馬は)500%ない」と明言。「現在の報酬と市長の報酬の差を考えても無理」(自民市議)と独自候補の擁立を
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拝復 朝日新聞論説委員室さま。9月28日付夕刊の「『産経抄』の良心」と題されたコラムを拝読しました。安倍退陣について「靖国神社参拝や村山、河野談話の見直しを求め続けたあなた方の身びいきこそ、(安倍氏に)重荷だったのではないか」とご指摘いただきましたが、物は言いようだとつくづく感心致しました。 ▼「事実の確認だけはくれぐれもお忘れなく」ともご忠告をいただきましたが、その言葉はお返ししなくてはなりません。そう、先月29日に開かれた沖縄戦での住民の集団自決をめぐる教科書検定への抗議集会の報道ぶりです。 ▼貴紙は1面で「沖縄11万人抗議」と大見出しをとり、きのうも「県民大会に11万人が参加した」と書いておられます。でも、11万人は主催者発表の数字です。記者は何の疑問も持たなかったのでしょうか。 ▼抄子は宜野湾市内にある会場を何度か訪ねていますが、会場の面積は約2万5000平方メートル、つまり160
創立125周年記念事業の一環として改修工事が行われていた早稲田大学の大隈講堂(東京都新宿区)が完成し、2日、オープニングセレモニーが行われた。 工事は1年半にわたり総工費は約30億円。外観はそのままで、内部は空調や遮音性、IT設備を充実させ多機能ホールに生まれ変わった。約1100の椅子(いす)はスクールカラーのえんじ色を基に、昭和2年の創建当時のデザインを復元した。 白井克彦総長は「多くの方の協力で立派に再生した。大学のシンボルとして輝き続けるだろう」とあいさつ。早大創立者、大隈重信のひ孫、大隈和子さん(67)は「感無量です。座席の幅が広くなりゆったりしている」と見入っていた。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)とNHKは1日、9月14日に打ち上げられた月周回衛星「かぐや」からハイビジョンカメラで撮影した地球の映像を公開した。 JAXAによると、かぐやは現在、約38万キロ離れた月に向かう途中で、地球から11万キロ離れた宇宙空間から9月29日に撮影した動画画像を、臼田宇宙空間観測所(長野県)で受信した。ハイビジョンによる地球の映像としては最も遠い場所からの撮影で、写真の右下部に南米大陸の西海岸線が映っている。
日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞という報道で激しい競合関係にある全国紙3紙がネット事業と販売分野で提携した背景には、新興ネットメディアへの不満とネット時代に対応しきれていない焦りがかいま見える。 会見で朝日の秋山耿太郎社長は、「ヤフーやグーグルなどが流しているニュースの多くは新聞社の取材によるもの」と述べ、「新聞社の役割、影響力をもう一度多くの方に認識してもらう」などと提携の理由を語った。 ネット上のポータル(玄関口)サイトは複数メディアのニュースを集めて掲載するが、自前で取材して1次情報を流すところは皆無だ。それなのに、多くの広告を集めて大きな利益を得るのはポータル側だ。 一方で、多数の記者を抱え、宅配制度を維持するには相応の費用が必要だ。「すべてをネット配信すればいいのでは」という記者の質問に、日経の杉田亮毅社長は「そうできないところで苦しんでいる」と率直に答えた。 無料ですべての記事
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