よく「コーヒーの飲みすぎは体に悪い、ガンになる」などと言われることがありますが、そんなことはなく、むしろコーヒーを飲むことで心臓病などのリスクが減るという調査結果が明らかになりました(Reutersの記事、論文要旨)。 スペインのUniversidad Autonoma de Madridの、Esther Lopez-Garcia氏らによる調査結果では、一日に最大6杯程度のコーヒーを飲む人たちの死亡率と同年代の一般的な死亡率を比較したところ、差は見られませんでした。また、コーヒー愛飲者は(特に女性)は、心臓疾病で死亡する割合が若干少ないという結果も得られています(実験では、女性については1980~2004年に渡り84214人、男性については1986~2004年に渡って41736人を調査対象としている)。そのほか、下記のような結果も得られているそうです。 コーヒーの消費量とガンによる死亡には