スマホやタブレットで写真を表示していると、ピンチでズームしたり、ドラッグで移動したりができて便利なので、あれを Web 上で実現してみたくなった。 最近のブラウザーでは touchstart や touchmove イベントでタッチ情報を取れたり、イベントの touches でマルチタッチを扱えたりするので、実現するための基盤はそろっている。 適当なライブラリーがあるかと思って探してみたが、意外と苦労してしまった。 Hammer.js が使えない タッチを扱うためのライブラリーとしては Hammer.js がメジャーらしい。スワイプ・ピンチ・ドラッグなど、各種イベントにも対応していて、これを使えば一発解決してくれそうだ。 ところが、画像ビューワーを作るには不向きだった。困ったのは次の 2 点。 ピンチやドラッグは個別には動くが、組み合わせたときに「表示位置」と「倍率」の関係を自前で計算する